車を運転してる以上、事故をおこしてしまったり何か、物にぶつけてしまったりする場合もあるかもしれませんよね?
車で走行してると、ガードレールが曲がってたり、壊れてたりする光景を見たことありませんか?
また、誰かがぶつけたなと思ったりしながら通かしてますが(笑)
もし、そんな事態になったら、気が動転してどうすればいいのかわからなくなると思います。
どこに連絡すればいいのか?
誰に連絡しなければいけないのか?
修理に保険は使えるのか?
いろんなことが一気に連想されて、ちょっとしたパニック状態になると思います。
なかには、目撃者がいなければ逃走しよう、などという不届き者もいるかもしれません。
それでは、さっそく、ぶつけたときの対処法から見ていきましょう。
ガードレールに車をこすってしまったり、ぶつけてしまった時の対処方法は?
いくら気をつけていても、前方不注意や免許の取り立てで、まだ感覚を掴めていないという人は、ガードレールにぶつかったり、こすってしまったりすることもあると思います。
そんなときの為にも知識として頭に入れといてください。
最初にすることは、二次災害を防ぐための処置をとりましょう。
具体的には、車を安全な場所に停車し、けが人がいないかどうか確認し、そのあとに、まずは警察に連絡しましょう。
点数について心配される方もいると思いますが、ガードレールに擦っただけで、けが人もナシの場合は物損事故ですから、点数にも関係ありませんし、もちろん罰則もありません。
ちなみに、警察に連絡せずにそのまま逃走した場合は、点数だけでなく、罰金もしくは懲役が科される可能性があります。
点数も計7点ですから、免停ですからね^_^;)
素直に警察に連絡するのがベターです。
物損事故であっても警察に連絡する義務がありますし(法律できめられています)、何より「事故証明書」を発行できるのは警察だけです。
この「事故証明書」がなければ、保険による補償が受けられません。
ですから、必ず警察に連絡しましょう。
さらに、連絡すべきところとしては、ガードレールを管理している行政機関と、自身が契約している保険会社でガードレールは、場所によって管理している機関が異なり国道なら各地域の国道事務所です。
ネットで「国道事務所」とお住まいの地名を入れて検索してみてください。
最寄りの国土交通省の出張所がヒットしますので、そこに連絡してください。
県道や市道などの管理は各地方自治体ですから、そちらに連絡してください。
あるいは、いちいち調べるのが面倒だ、という方は、国土交通省の道路緊急ダイヤル「#9910」に連絡するという方法もあります。
このダイヤルは全国共通で24時間受付ですから、かえってこちらに連絡したほうがスムーズにいくかもしれません。
事故の発生は時間を選びませんし、夜間なら行政機関は連絡がつきませんからね。
ちなみに電柱にぶつかった場合は、警察とともに電力会社に連絡して下さいね。電柱にはプレートがついていますので、連絡先について迷わないですむでしょう。
では、ガードレールを弁償しなくてはならない場合は、どのくらいの価格になるのでしょうか?
ガードレールの価格は?
ガードレールといえば、あの路側に設置されている白い柵を連想しますよね。
凹型の白い板状のガードレールです。
あれは、「たわみ性防護柵」という種類に分類され、しかも強度によってさらに7種類に分かれます。
SS、SA、SB、SC、A、B、Cという種類ですが、もっとも強度が強いのはSSで、その次に強度があるのはSA、次がSBとなりますので、もっとも強度が弱いのはCということになります。
SS規格というタイプのものは高速道路に使われており、B規格のガードレールは国道に使われています。
一般的に使われることの多い、B規格は1mで4500円ほどです。
ただし、これはガードレールそのものの単価に過ぎませんので、この他に設置費用が発生することも忘れてはいけません。
また、上記の資料によれば、防護柵には、他にも、ガードパイプ型や橋梁用ビーム型、高速道路でおなじみのガードケーブル型やコンクリート製など、さまざまな種類があります。
どれも一度は見たことがある防護柵ですが、これらの防護柵は材料費の違いから1mあたりの単価も幅があります。
ガードパイプは1mあたり6,000円ですし、コンクリート製は1mあたり35,000円となっています。
ガードレールにもこれほど種類があるんですね。
では、ガードレールは、保険を使って修理することは可能なんでしょうか?
保険使える?
対物賠償保険で修理することができますので、この点は安心ですね。
ただし、保険が適用されるのはガードレールなどの「対物」のみで、自家用車の修理には適用されません。
そもそも対物賠償保険は、他人のモノ、相手方のモノを損壊した場合に弁償するためのものです。
よって、自分のモノである自家用車の修理に使えないというわけです。
といっても、自家用車だって損壊しているケースだってありえます。
その場合は、車両保険に入っていれば、自家用車の修理費を心配する必要はありません。
もちろん、等級は下がりますが、修理という急な出費を心配するリスクは軽減できます。
今、ガードレールの弁償の話を聞いて、やはり自動車保険への加入というのはとても大切なことなんだなぁと思いました。
なので、今からでも遅くないので対人対物は無制限に加入を検討してみようね!!
まとめ
ガードレールに車体を擦ってしまったらどうしたらいいのか?対処法について紹介してきました。
ガードレールに車体をぶつけてしまったり、擦ってしまったりするのは通常では考えられないようなことです。
しかし、もしもということがあります。
もしも、ぶつけてしまったり、擦ってしまったりしたときは警察と保険会社に連絡、報告をして対処してもらいましょう。
そして、ガードレール自体は4500円と安いような印象がありますがそれ+設置費用がかかってくるので注意するようにしましょう。
対物保険にさえ、加入していれば、保険会社がガードレールの弁償のお金を負担してくれるのでそこは安心してください。
私ももしものことを考えて、自動車保険に加入しようと思います。
ぜひ、参考にしてみてください。