アルファベットナンバーの車両を見たことがありますか?
そういえば、公道で見た!
という方もいらっしゃるかもしれませんし、何それと思う方もいますでしょうね。
実は、最近アルファベットが入ったナンバーが徐々に増えています。
じゃ外国みたいなナンバーになるんでしょうか?
その取得の仕方はどうなってるんでしょう?
これから皆さんに、アルファベットナンバーについて説明していきます。
以下を読んでもらえれば、その概略がわかってもらえると思いますよ。
それでは、そもそものアルファベットナンバーとは何か?
この点から始めていきましょう。
アルファベットナンバーって?
アルファベットナンバーってなんでしょうね?
アメリカ映画にあるような、すべて英字で表記のナンバープレートならカッコいいよね~と思いますが。
果たして?
実は、分類番号のところにアルファベットが入る仕様です。
ん?分類番号とはなんでしょう?
それは、地域名の次に記載されている番号のことです。
練馬とか多摩とか地名の隣にある番号ですよ。
ここにアルファベットが入るのです。
なぜこのように様式が変わったと思います?
その理由は、導入された希望ナンバー制度にあるんですよ。
人気のナンバーというのがありますよね。
みんながつけたがる番号です。
ところが、ナンバーは4桁ですから、
大量にそのナンバーを発行することはできませんし、おのずと限界があります。
結果、人気の番号は抽選でゲットするという事態になってしまいました(抽選された方も多いかと思いますが)
ところが、地域によっては、人口の多いところは特にそうですが、人気ナンバーを発行することができなくなってしまったのです。
そこで、対応策として、アルファベットが導入されることになったというわけです。
練馬30Aとか多摩30Fとか、そういう感じですね。
では、アルファベット文字はAからZまで全部使えるのかどうか?
Zなんか人気になりそうですよね。
その点を次に考えてみましょう。
アルファベットはAからZまであるのか?
結論から言うと、使用されるアルファベットは
「A」、「C」、「F」、「H」、「K」、
「L」、「M」、「P」、「X」、「Y」
の10文字です。
Zは無いんですね、残念です・・・・そんなにZを付けたいのかって(笑)
なぜこの10文字なのかというと、IとかOなんかだと数字と間違えそうですよね。
Iと1、Oと0、うん、似ていますよね。
Bも8に似てるし、Zは2に似ていますし。
こうした混同を避ける狙いがあるんでしょう。
ちなみに、YとかAを見たことある!という人もいるかも知れませんが。
見間違えではありませんよ。
YとAは実際に以前から使われているんです。
駐留アメリカ軍関係者の車両に割り当てられているのが、YとAなんです。
Eが入っているのもあります。
アメリカから持ち込まれた車両に使用されているそうです。
これらは特殊な例ですから、あまり気にしなくてもいいですね。
では、このアルファベットナンバーは申請すれば取得ってできるんでしょうか?
つぎは、その点をご説明しましょう。
アルファベットナンバー取得方法は?
分類番号の部分にアルファベットが入るんでしたね。
実は、分類番号って希望して取得できないんですよ・・・・
つまり、アルファベットナンバーも希望して取得することができません。
なんだ!と落胆する気持ちはよくわかります。
でも、どうしても欲しいという方は、取得する可能性を高める方法を教えちゃいますよ^^
そもそも、このアルファベットナンバーの導入経緯を思い出してみてください。
希望ナンバーが多すぎて枯渇してしまうからでしたよね。
抽選で割り当てられることになるからでしたよね。
では、その抽選制になっている人気が高いナンバーを申請すれば、その可能性も少しは高まるのではないでしょうか。
抽選制のナンバーにはどんな種類があるんでしょう?
国土交通省のホームページによれば、以下の15種類です。
「1」「7」「8」「88」「333」「555」「777」「888」「1111」
「2019」「2020」「3333」「5555」「7777」「8888」
もちろん地域によって、対象ナンバーが追加されていたりしますので、やはり、それぞれ申請する地域ごとに調べてみる必要があります。
「希望番号申込サービス」で検索すれば、調べることができます。
現在交付されている地域としては
「札幌」「大宮」「練馬」「品川」「横浜」「千葉」「名古屋」
「岐阜」「三重」「滋賀」「大阪」「和泉」「神戸」「岡山」
「福岡」
などがあるそうです。
俺の住んでる地域がないし(笑)
ほかにもあるかも知れません。
いずれにせよ、徐々に全国に拡大していくことになるでしょうからね。
もしかすれば、あなたの車がアルファベットナンバーで納車ってことになる可能性もあります!!
ナンバーの枯渇が、増える事が条件ですからね。
まとめ
アルファベットナンバーが取り入れられた背景には、そんな理由があったんですね。
多様な形式のナンバーが増えるのは、喜ばしいことです。
できれば、希望のアルファベットナンバーを使いたいですよね。
でも、なかなかそうはいかないんでしょうね。
これからは、公道でアルファベットナンバーの車両を目にする機会も多くなるでしょうね。
そんなときは、ここで説明した知識をほんのちょっと思い出してもらえればと思います。