愛車はピカピカであってほしいですよね。
その願いをかなえてくれるのが、ガラスコーティングといえます。
新車とそん色ないほどの輝きにしてくれる素晴らしい技術です。
でも、コーティング後って普通に洗ってしまっていいんでしょうか?
それとも、やってはいけないこととか注意すべき点などもあるんでしょうか?
今回はその点に焦点を絞ってご紹介していきます。
まずは、ガラスコーティングしたあとは、どういう洗車の仕方が望ましいのか、その点を確認していきましょう。
ガラスコーティング施工後の洗車方法は?
一口に洗車といってもその方法は様々です。
それぞれの違いをはっきりさせるために、比較しながら説明していきます。
まずは、水洗いとシャンプー洗車、この二つの選択肢です。
水洗いだけでいいのか?それともシャンプー洗車がのぞましいのでしょうか?
水洗いでいいのか、シャンプー洗車か?
感覚的にはシャンプー洗車の方がいいように感じますよね。
どちらかと言えば、望ましいのはシャンプー洗車かなと思っています。
時間に余裕があれば、シャンプー洗車をするのに越したことはありません。とくに、洗車の際のキズを気にするなら、シャンプー洗車が摩擦抵抗が減ると思いますので理想的といえるでしょう。
水洗いだけでは、表面の細かい粒子などでキズがつく可能性もありますからね。
でも、水洗いと拭き取りだけでも十分というのが、ガラスコーティングの売り文句でありますが、これは間違いだと思って降ります。
その理由に、水洗い洗車だけでは落ちない汚れが必ず付着するからであり、皆さんもそう感じたのではないでしょうか?
そして、ここで注意してほしいのは「洗車はコーティングが固定してから」という点。
そもそもガラスコーティングは、塗装面の上にガラス質のコーティングを施していく仕様ですが、このガラス質が硬質化するまでおよそ1か月ほど洗車しないで下さい。
この間はガラスコーティングがボディに定着していないため、不安定な状態にあり、それの何が問題かというと、この固定していない期間は「雨ジミ」が出来やすくなるとも言われて降りますが・・・・
この部分で、1カ月も洗車しないで下さいとか、雨に濡らさないで下さいとか無理ですよね(殆どの人が)
それに、初期段階は雨ジミが出来やすいとか?
根本的に、初期段階であろうが完全硬化した後であろうが雨ジミは付着します(多かれ少なかれ)
自分は、納車時の説明の時には、汚れたら洗って下さいと言ってます。
それが、納車の次の日でも。
別に、問題なく洗車も可能ですし施工後2時間程で初期定着はしてますので問題御座いませんよ^^
全てのガラスコーティングがそうとも言えませんので施工したお店に聞いて見るのが一番良いと思います。
絶対にやっては行けない行為は、洗車後に水分を拭き取らない事!!
これだけは、絶対にしないで下さいね!!
ボディもガラスもシミだらけになってしまいますから。
水洗いだけでも十分という気もしますが、万全を期すならシャンプーで洗うことをおススメしてます。
手洗いと洗車機、どちらがいいのか?
こちらも手洗いの方がベターですが。
時間がないときなどは洗車機が便利ですが、やはりボディに傷がつくのではないか、という心配はありますよね。
でも、最新の洗車機は相当高性能になってきたとはいえ、どうしても巻き上げられた石や、洗車機のブラシによる傷という問題は完全にクリアーできるわけではありません。
ブラシを用いないノンブラシ型の洗車機というのもありますしノンブラシ型であれば、水による高圧洗浄での洗車ですから、ブラシ型のようなボディの傷について心配することはありません。
ただ、車の足元や泥除けの部分など細かいところの汚れを除去できませんので、あらためて手洗いでキレイにしなければなりませんし、洗車機だけでは、やはり不十分な点が残るのです。
以上の点を考えると、やはり手洗いでの洗車がベターであるという結論に落ち着きますが、そこまで気にしないよ~って方は、全然洗車機でも良いかと思いますね。
お客様にも説明してますが、雑に手洗い洗車をするなら洗車機の方が良い場合がありますよって事もお伝えしてますし、洗わないより洗って頂いた方がいいので時間が無い時は洗車機でと言います。
ですのでケースバイケースで洗車して頂ければと思います。
手洗い洗車の方が、塗装の状態を把握出来る傾向にはありますが。
洗車の頻度はどのくらい?
目安としては1か月に1回ぐらいですが、回数にこだわることはありません。
ドライバーの感覚として「汚れたな」と感じたときは洗車しましょうね。
とくに、鳥の糞や虫の死骸などはすぐ洗い流すように、ボディを傷める原因になりますからね(中々洗う事が出来ないと思いますが・・・)
注意したいのは、真昼の洗車でしょうか。
水道水はミネラル分が含まれているため、洗車後すみやかに吹き上げをしないと、イオンデポジット(白い水垢)になりがちです(特に夏場)
それでは、つぎにコーティング後の洗車でやってはいけないことについて見ていきます。
ガラスコーティング後のやってはいけない洗車方法
カーシャンプーで洗車する際には、水垢落としシャンプーなどは避けるのが無難です。
その理由としては、コンパウンドなどが含まれる製品では、ガラスコーティングを劣化させる怖れがあり、洗車の際はシャンプー洗車が理想ですが、やはり使用する製品には気を使う必要があります。
シャンプーにも弱酸性、中性、さらに弱アルカリ性というように種類があり、デポジットなら弱酸性、油脂なら弱アルカリ性、というように適性がありますので、用途によって使い分けるといいでしょう。
全ての塗装に使えるのは中性シャンプーが一番だと思います(塗装状態も一台一台違いますので)
また、シャンプー洗車では、しっかりとシャンプーを洗い流すように注意してください。
だからと言って、即座にコーティングが悪くなるわけではありませんが、小さな心遣いの積み重ねがコーティングを長持ちさせる秘訣でしょう。
それと、手でベタベタ塗装を触る事は厳禁ですよ。
手で触る=油が付く・傷が付く原因になりますからね。
そして、洗車後の拭き取り時にも注意が必要です。
なぜなら、拭き取る時に付かうクロスにより、洗車傷が付いてしまう事が挙げられますから。
硬いクロスで拭き取れば、それだけで傷にもなってしまいますし、吸水性の悪いクロスであれば何度も何度も拭き取らなければなりません。
先程も言ったように、塗装に触れる回数が増えれば増える程、洗車傷が増える要因になるからです。
ですので、拭き取りクロスは最も大事なアイテムとなります。
私も使用してます、このクロス非常に素晴らし性能を持ってますので、気になる方は読んで見て下さい。
濃色車だと洗車傷が目立ちますよね(^_^;)洗車傷が増える要因は様々ありますが、一番洗車傷が増えるタイミングは拭き取りの時です。皆さんは、どんなクロスで拭き取りをしてますか?自分が若かった頃は、セーム革が主流だったよ[…]
それでは、つぎに良く質問を頂くワックスについて見ていきます。
ガラスコーティングの上にさらにワックスしても問題ないんでしょうか?
ガラスコーティングの上からワックスしても大丈夫?
そもそもガラスコーティングは、綺麗にした塗装を、どう保護・綺麗に維持するか考えた時にガラスコーティングと言う選択肢の一つに過ぎません。
しばらく年月が経過してコーティングの効果が薄れてきたと感じたときにワックスに思い至るのだと思います。
私自身は、ワックスをしてもいいと思ってますが、使うワックスにもより、かえって汚れを付着悪化させるおそれもあります。
その理由に、通常のワックスは石油系溶剤を含んでたりしますので。
そこで、おススメのワックスは?
天然成分100%のワックスのザイモールがおススメですね^^
お値段は少々お高めなのが痛い部分ではありますが、使えば納得して頂けるかと思いますよ。
どんな塗装とも相性の良い「チタニウムグレイズ」
ZYMOL(ザイモール)Titanium Glaze チタニウムグレイズ ハンドメイド Z-155 8oz
ガラスコーティングとは、また違った艶や光沢を得られると思いますよ^^
もちろん、ガラスコーティングにワックスは厳禁だということではありません。
ただ、基本的にワックスは不要であること、またワックスを使用する場合は、使用するワックスの性質について深い知識を持ち、ガラスコーティングとの相性を考えて使用することが大切です。
どうしてもワックスを使用したい場合は、コーティングを施工してもらった業者さんに相談してみてもいいでしょうね。
ただワックス施工はボディスポンジを擦る作業になりますので、細かい傷が入る事もあり得ます事も理解して置きましょうね。
まとめ
どんな技術も製品も時が経てば劣化するのは避けられません。
ガラスコーティングもその例にもれません。
しかし、適切な対処をすることで、コーティングも車も、より長く、美しい状態をキープすることはできるはずです。
愛車がキレイなのは気持ちがいいですからね。
愛情をこめて手をかけて、大事にしていきたいですね。
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