今回のテーマは、鳥糞です。
車のボディに引っ掛けられた鳥糞、本当に腹立たしいですよね。
洗車後にやられようもんなら凹みます。
見つけたら、すぐ拭き取る方もいれば、少しぐらいならということで放っておく人もいるでしょうが、早急に取り除く事が重要!!
今回は、そんなときはどう対処するのが望ましいのか、または放っておくと車がどんなダメージを負うのか、そういった点もご紹介していきます。
鳥糞を引っ掛けられないような対策があれば一番いいのですが、そういう方策もあるのかどうか、その辺も見ていきましょう。
まずは、鳥糞がボディに与えるダメージについて説明していきましょう。
鳥糞はボディにダメージを与えるの?
鳥糞といえば、白い液体状のものを連想すると思いますが、あれは実は糞ではありません。
白いのは実は尿なのです。
それは知りませんでしたね・・・
尿ですから成分は尿酸になります。
この尿酸がボディに大きなダメージを与えてすまうのです。
要は酸ですからボディの塗装を酸化させてシミを作ってしまうので厄介なんですね。
ですから、鳥糞を見つけたらなるべく早く除去するのが大切です。
放置すればするほど、ボディの状態は悪化しますからね。
鳥糞の取り方とタイミングってある?
鳥糞の取り方とタイミング
基本的には柔らかいうちに除去するのが理想的です(なかなか、そうは行きませんが)
タオルやウェットティッシュなどで拭き取るという作業になりますが、ここで注意したいのは、鳥糞には消化されなかった小さな固形物が混じっている可能性があることです。
そうなると、拭き取る過程でボディに小さな傷をつけてしまう危険性もあります。
柔らかいうちはまだいいのですが、しばらく放置して固くなった糞は要注意。
その場合は、水をかけたり、お湯で濡らしたタオルを当てるなどして糞を柔らかくすることが先決です。
十分柔らかくなったあとに、タオルやキッチンペーパーなどで静かにゆっくりと除去していきましょう。
それか、でこぴんのように一瞬にして弾き飛ばすのもありかも(マジで)
ちなみに鳥糞にはさまざまな菌が混じっていますから、作業は素手では行わない方が無難です。
手袋を着用するか、あるいは作業後に念入りに手洗いをするか、この点は気をつけましょうね。
では、鳥糞を放置してシミになってしまった場合はどうすればいいのでしょうか?
鳥糞んでシミになってしまったら
シミになってしまったら、一体どうすればいいでしょうか?
熱を加えてあげればいいんですよ!!
自分がやる時には、ヒートガンで熱を加えますがお湯なんかでもいいと思いますよ(70°~80°くらいで)
でも、残念ながら必ず除去出来る訳では御座いません・・・・
除去出来るか出来ないかは、ある意味運なんですよね。
ようするにタイミングです。
このタイミングが難しいといいますか分からないんです。だから運任せみたいな。
一応、ヒートガンでシミ除去に挑戦した動画をどうぞ~
熱を加えても除去できない場合は、お湯とコンパウンドを併用すると除去出来る場合もあります(必ず取れるとは言えません)
熱湯の場合はやけどなどにも注意が必要ですからね。
それでもダメなら、シミがボディに侵食していると考えられますので残念ながら素人での対処は困難です。
そうなると、後は機械で磨いて貰う。
それでもダメなら、再塗装ということになりますので、これはプロに依頼するほかはありません。
その場合は迷わず、専門店に相談してみてください。
このように、場合によっては思いがけない出費にもなりがちな鳥糞の対処ですが、この鳥糞を防ぐ対策はあると思いますか?
対策はあるの?
対策はありませんね(笑)
しいて言えば、駐車する場所を変えるとか、車にカバーを掛ける程度でしょう。
たまに聞く事は、コーティングすればって事を聞きますが、ハッキリ言いまして無理っす。
コーティングしてあっても、してなくてもシミになってしまいますから。
それとコーティングしてたから鳥糞がシミにならなかったと言う事も聞きますが、コーティングしてても鳥糞がシミになって取れない事もあります。
結局は、それって運です(笑)
良い事は、コーティングがしてあったから、悪い事は、お客様の管理が悪いからとか、そんな事ありませんからね!!
全てに置いて理由がありますからね。
対策は、鳥糞を見つけたら早急に除去する事が一番ですから!!
まとめ
鳥糞はある程度やむを得ないことで、私たちができることは、素早く対処して車を傷めないようにする工夫です。
忙しいときなどは、つい放っておきがちですが、なるべく素早く対処して、愛車をダメージから守ってほしいと思います。
とにかく対処は速やかに!これが鉄則です。
シミになってしまったら、熱を加えると除去できる場合もありますよ。
除去出来る出来ないは、運です。
そして、コーティングでは鳥糞のシミは予防できませんからね。
キレイな車体で気持ちよくドライブしようではありませんか。