皆さんも洗車機を利用する機会が多々あるとは思いますが、ふと思う事ってありませんか?
あの洗車機が一体幾らぐらいするのか(笑)
知ってますか??
幾らだったら購入したいですか??
そんな事、考えたこともないよ、という方がほとんどだと思いますが。
今回は、その洗車機についてご紹介していきます。
幾らぐらいするのか?
どんな種類があるのか?
耐久年数は何年ぐらいなのか?
まずは、ズバリ、洗車機の値段って幾らぐらいなんでしょう?
洗車機の価格って幾らくらいするの?
洗車機といえば、門型洗車機ですよね。
ガソリンスタンドや整備工場などによくありますね。
門型洗車機は、さすがにAmazonでも取り扱っていないのですが、なんと楽天市場では購入することができるのです。
検索して見て下さい^^
楽天で出品されているのは、「ジスペクト」というシリーズで、「ダイフクプラスモア」というメーカーの商品です。
この「ジスペクト」にもいくつか種類があり、楽天で出品されているものを拾えば以下のようになります。
・ジスペクト門型洗車機 GS300J-R4(撥水仕様)
4,301,000円+送料
・ジスペクト門型洗車機 GS300J-R3(ワックス仕様)
4,158,000円+送料
・ジスペクト門型洗車機 GS300J-R2(洗剤仕様)
4,070,000円+送料
・ジスペクト門型洗車機 GS300J-R1(水洗仕様)
3,905,000円+送料
この価格はあくまで本体のみですから、この洗車機本体を設置して使用できるようにするまでには、さらに追加で設置料金がかかります。
かなりの金額になりそうですね・・・
もちろん、洗車機にはこの他にもさまざまな種類がありますし、取扱メーカーによっても商品が違います。
それでも、「ダイフクプラスモア」は洗車機の大手ですから、洗車機の値段を考えるときの参考になるでしょう(誰が買うんだってね)
ちなみに、洗車機を取り扱う企業として有名な会社として、上記の「ダイフクプラスモア」や「ビユーテー」、「エムケー精工」、「日本車輛洗滌機」などがあげられます。
こういったメーカーがしのぎを削る洗車機業界ですから、洗車機の性能もまさに日進月歩です。
最新のテクノロジーを備えた洗車機を、かつてのイメージで見てはいけませんよ!
洗車機で洗うのは傷がついて車をダメにするというようなイメージは、過去のものとなりました。
つぎに、その最新の洗車機の性能について説明していきます。
最新の洗車機はどういう機能を備えているのでしょう?
最新の洗車機ってどんなの?
洗車機にも、いくつか種類があるんですよ。
ここでは、門型洗車機とドライブスルー洗車機とに焦点をしぼってご紹介していきます。
門型洗車機とドライブスルー洗車機の違いは、ドライバーが降車して洗車機に入れるのが門型、乗車したままなのがドライブスルーとなります。
セルフのガソリンスタンドに置いてるのは、ドライブスルー型が多いかもしれませんね。
まずは門型から紹介していきましょう。
門型洗車機
ダイフクプラスモア「フレア」
まず驚きなのは、搭載されているセンサの精密さです。
ダイフクのHPによれば、「水滴の大きさまで検知」するとのことですから、ボディの外装なども計測して洗浄できるということでしょうね。
そのスキャニングしたデータをもとに各部分のブラシで洗浄していくわけですが、ブラシがボディに与える圧力もコントロールするとのことで、その先端技術には驚かされます。
ブラシも分割型で、リアスポイラーの下などの今までのブラシではうまく洗浄できなかった部分もバッチリだそうです(これには驚きですね)
ビユーテー「オメガ」
ビユーテー社は、洗車機の累計販売数では世界一だそうです。
1965年創業といいますから、洗車機業界では老舗といっていいでしょう。
「オメガ」の特徴は、手洗い洗車のような仕上がりが期待できる洗浄システムです。
「オシュレーションロールシステム」という名称ですが、ビユーテーのHPによれば、ロールが前後に回転するだけでなく、手洗いのような動きも取り入れたシステムで、なんと世界初とのことで、特許も出願中。
現在の洗車機の性能として、レーザーによる車のスキャンと、車を傷つけない素材のブラシで細かいところまで洗浄する、というのはもはや基本的な性能なのかもしれません。
進歩が著しいですね。
では、ドライブスルー型も見てみましょう。
ドライブスルー型洗車機
ダイフクプラスモア「マジックスルー」
ダイフクは、物流システムを扱う企業でもあり、その強みを洗車機に活かしたのが「マジックスルー」といえるでしょう。
つまり、土日などの混雑するときでも、大量の洗車を実現できるのがこの洗車機の強みです。
トップブラシとサイドブラシの組み合わせで車全体を洗浄し、最後は強力ブロワで乾燥させます。
ビユーテー「雅プレミアム」
特徴的なのは、左右独立のブラシでしょうか。
どんな車種であっても洗い残しのないようにするための工夫で、間違って斜めに停車した車でも対応できる設計になっています。
エムケー精工「ファサード」
「ファサード」は洗車機としては初めての3Dセンサーを使用しています。
3Dセンサーによって、リアミラーやサイドミラーなども正確に把握し、ブラシの回転に反映させるという優れものです。
ミリ単位で測定するそうですから驚きですが、洗車速度も業界最速を謳っています。
精度の高いセンサーと、その計測情報に基づいた最適なブラッシングが「ファサード」の大きな特徴でしょう。
いくつかのメーカーの商品をご紹介しましたが、共通しているのはセンサーによる車のスキャンと、それに合ったブラッシングというのが現在の洗車機のポイントといえるのではないでしょうか。
技術の進歩はすばらしいものですね。
手洗い洗車より、洗車機の方が綺麗に洗える時代が来る?来てる?と思える程ですよね。
もはや洗車機は精密機器、という感じです。
それでは、これら洗車機の耐久年数って、どのくらいなんでしょうか。
つぎはその点を考えてみましょう。
洗車機の耐久年数
洗車機の「耐久」年数は、それぞれの機種により違ってきますし、なにより使用環境に大きく影響されます。
洗車機が設置される地域の気候や水質などで、その年数は変わってきますが、一体どのくらいもつのか、一般的な大まかな年数は知って見たいですよね。
あくまで目安ですが、参考になる数値があります。
それは、法定「耐用」年数です。
これは、減価償却資産が利用できると考えられる期間のことです。
会計上の概念ですので参考程度ですが、洗車機は「自動車整備業用設備」という項目で会計上、処理されます。
その法定「耐用」年数は、15年です。
会計上は、15年は利用できると見られているわけです。
もちろん、15年もつかどうかは微妙なところでしょうが、ひとつの参考としてご紹介しました。
まとめ
私たちにとってなじみ深い存在でありながら、よく知らないのが洗車機と言っていいでしょう。
今回は、そんな洗車機にスポットを当ててご紹介してみました。
考えてみれば、洗車機のメーカーさえ全く知らなかったですよね。
ちょっと立ち止まってみることで、色々なことが分かるものですね。
今度、洗車機を目にするときは、今までとは違った気持ちで接することができそうです。
これからも進化し続ける洗車機の動向から、目が離せませんね。