ヘッドライトスチーマーってどうなの?
色々な噂が聞こえて来ますが、ほんとうはどうなんでしょうね??
てな事で、初めて施工して見ました。
車を綺麗にするプロ目線で検証しましたが、果たしてその結果は??
驚愕の事実が??
ヘッドライトスチーマーブームから数年が経過しましたが・・・・
ヘッドライトスチーマーって何?原理は?
ヘッドライトスチーマーとは、ヘッドライトを綺麗にする施工方法の1つです。
今までの施工方法とは異なるんですよね。
名前からもお分かり頂けると思いますが、スチーマーの名前の通り、液体を気化させ、その蒸気でヘッドライトを綺麗にすると言うものです。
今までは、サンドペーパーで劣化した被膜をそぎ落としてから、コンパウンドで磨いたり、UV硬化型コートでしたり、ヘッドライト専用クリア塗装だったりで仕上げて降りました。
このへッドライトスチーマーの原理は?
上記でも少し述べましたが、詳しく言いますと、液体を温め、その蒸気でヘッドライトに使われているポリカーポネートを溶かし綺麗にするんです。
ですのでサンドペーパーの傷が消えると言う事です。
決して、膜を作ってる訳ではありませんよ。
溶かしているんです。
そんな中での登場でしたから、どうなんだろうと気にはなっていましたが、買おうとは思っていませんでした(笑)
その理由に、施工すれば3年保証とか?4年間の実績があるとか?
嘘だろと思って居ますからね(今現在も)嘘だったらどうするんだろうと思うじゃないですか。
だって、新車で購入したヘッドライトでも早ければ1年ちょっとで黄ばんだりする車もある中で、そりゃ無理だろうと?
それに、発売当初は値段も高かったし(笑)正規店の物は今でも高いですがね。
今では、安く販売されてました(液剤が違うとの事ですが?)ので、一応試して見ようと思い購入しちゃいました!!
折角買って見たので、使ってみる事に。
ヘッドライトスチーマー施工して見ました
まずヘッドライトも用意して。
ちなみに、このヘッドライトは車検に通らなくて交換した要らないヘッドライトです。
そんなに、酷い状態では無い気がしますが、光軸が出なかったらしくて駄目だったそうですね・・・
アップで見て見ますと
この、細かいヒビ?クラック?の状態で光が乱反射して駄目だったんでしょうね・・・
このような状態であっても今まで通りの施工方法で問題なく綺麗にはできますからね^^
それでは、サンドペーパーで削り落として行きます。
まずは、360番手からスタートして、最後は3000番手まで落として仕上げました(1500番手でも良いとの情報がありますが)
ここから、ヘッドライトスチーマーの登場です。
まず、液体をカップに入れ
青い色してますね。確か他のメーカーのも同じ青だった(本当は同じじゃないの?と思いつつ)
電顕を入れて温め、揮発するのを待ちます。
いざ施工して見ますよ~(ドキドキ)
如何でしたでしょうか?
よりリアルな状態で見れるように、蛍光灯を消して、夜間に施工して見ました。
初施工の感想は?
初めて施工した感想と注意点
初めて、施工した感想は正直に言えば、普通(笑)でした。あくまでも私の感想ですからね。
そんなにビックリする程でも無かったな・・・・たしかに普通に綺麗になりますが。
サンドペーパーから磨き作業でも、このクオリティーは出せますね♪ むしろその方が綺麗かなと。
これが私の率直な感想。
メリットは施工が磨きより楽と言う事です。磨いて綺麗にするのって結構大変ですから。
でも施工後は分かりません(どれくらい持つのか?)
情報によりますと、施工後にクラックが入るとの情報もありますが、それは下地処理が不十分だと言う結果。
施工時の注意点
まず、防毒マスク着用と保護手袋着用と保護メガネは必ずした方が良いと思いますよ。(その理由は後から説明します)
そして、液体を垂らしたりしない事。(後処理が大変です)
密室での施工は辞めた方が良いです。
この3点は、必ず守っ方が良いと思います。
その理由は?
防毒マスク、保護手袋着用(ゴム手袋じゃ駄目)、保護メガネをした方が良い理由には、危険性があると言われていることが挙げられます。
この液剤には、何故か液性・成分等の記載が一切ない。
それを販売して良いのと思いますが?そこの部分は詳しくありませんので分かりませんが。
それに本当かどうかは分かりませんが、ジクロロメタンが使われているとの情報もあり(発ガン性のリスクがあると)ますが、なにぶん、液剤の成分の記載も無い事から、安全に作業するには欠かせないかと思いますので。
ご自身で施工するのであれば必ず着用して下さいね。
二つ目は、密室での施工は辞めた方が良いです。
やはり気化して目に見えませんし、通気性の良い所での施工が無難かと、でも余りに風が強い所での施工も出来ません。
三つ目は、液体を垂らさない理由は、垂らした部分が溶けてしまうからです・・・・
実際に少し垂らしてみました。
こうなると、この部分が溶けてしまい凹んでしまいす。
爪でカリカリする程段差が出来ました(汗)垂らす量にもよりますが。
垂らしたらリカバリーするのが大変ですし、下手したらリカバリー出来なくなる場合もあります。
かなり削らなければなりません(下手したらヘッドライトの形が変わるかも?)
何カ所か垂らして見て、サンドペーパーで研いで見ましたが、結局また360番手からやる羽目になりましたから・・・
何事も経験ですよね。
施工後は、どれくらい大丈夫なのか?
これは、全く分からないです(今日初めて施工しましたので)
聞く所によりますと、もうクレームも出ているとの情報もありますが、私が体験した訳でもありませんので。
もし何か情報がありましたら教えて頂きたいと思います^^
この部分は、自分も後何個か施工して経過を見て報告させて頂きますのでm(__)m
ヘッドライトのポリカーポネートはメーカーにもよって違いますので、全部が全部ヘッドライトスチーマーで綺麗になるのかも分かりませんし
結局は、下地のサンドペーパーをどの程度当てるかにもより変わってくると思いますからね。
何でもそうですが、下地は基本ですからキチンと状態が確認出来る環境が必要かと思いますよ。
私が導入しない理由
因みに、当店ではヘッドライトスチーマーをお客様への施工はお断りしますのでm(__)m
その理由としましては、安全性が確認出来ない事が一番ですね(健康が大事ですから)
だって癌になりたくないですし(当たり前ですね)
それに、耐久性が確認出来ない事。
やはり自分で確認出来なきゃ商売には出来ませんから。
施工後、直ぐに不具合が出たりした場合困るのは、お客様ですから、どうしても慎重にならざるを得ません。
ヘッドライトスチーマーを導入施工してるお店が、車屋さんだったり鈑金屋さんだったりが多く、我々の様な専門店での導入事例が少ない事も挙げられます。
色々と情報交換もして降り、購入してる専門店は多々ありますが、商売に繋げている専門店は数少ないかなと。
やはりそこには、上記の事も挙げられると思います。
経過観察をしてると思われます。
遂に、全く新しいヘッドライトリペアの最新パージョンの記事です。
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こちらの商品は、特許取得商品なんですって!!
ヘッドライトスチーマー最新情報
最近では、ヘッドライトスチーマーも様々な会社様から発売されてます。
そして施工方法は発売会社様により多少の違いも出てきて降りますし、安全面に対しても変わってきてます^^
やっぱり安全が一番ですからね!!
以前は、施工後にクラックが入る、指で触るだけで傷が入る等のクレームも多かったらしいですが、その部分も改善されてる模様ですし一概に駄目とは言えないと思いますね。
でも変わらない部分は、下地処理の精密差は必要不可欠です。
今現在自分が最もヘッドライトを長期的に綺麗に保てるのは、ヘッドライトプロテクションかと思いますよ^^
今現在のヘッドライトスチーマー
全く聞かなくなりましたね(笑)
ブームから年月も経過し結果が出たと言う事でしょうね?
別に要らないよねって判断になったのでしょう。
それよりも、ヘッドライトプロテクションフィルムの方が耐久性がありますからね~
マジでヘッドライトプロテクションフィルムがオススメどえす^^
まとめ
ヘッドライトスチーマーは液体を気化させた蒸気でヘッドライトを溶かして表面を平らにし綺麗にする方法。
初めて施工した感想は、普通でした(笑)ビックリする程では無かったです。
施工には十分に注意が必要です。
防毒マスク、耐熱手袋、保護メガネの着用はお忘れなく。
液体をヘッドライトに垂らさない事。
どれくらいの耐久性があるのかは不明です。
最近では、殆ど名前を聞かなくなってしまいました=結果が出たと言う事でしょね。
ヘッドライトでお困りでしたらこちらからからどうぞ^^