最近、急速にその性能を改善しつつあるLEDヘッドライト。
HIDを愛用している方で、LEDに変えようかと検討されている方もいらっしゃるかもしれません。
今回はLEDとHID、二つのヘッドライトの特徴を説明していきたいと思います。
それぞれのメリット、デメリットを比較しながらご紹介していきます。
ぜひ、今後の参考にしていただければと思います。
まずはLEDヘッドライトから説明していきましょう。
LEDヘッドライトは、どんな特徴があるのでしょう?
LEDヘッドライト特徴
ここ数年で室内灯もLEDが主流になりましたよね。
私たちの生活にとってLEDはきわめて身近な存在になったといえるでしょう。
LEDの利点はさまざまでしょうが、ヘッドライトとしてのLEDを語る際に重要な点として、以下の3つがあげられると思います。
・即座に明るくなる
・寿命が長い
・省エネ
この3つに注目して、LEDヘッドライトについて説明していきましょう^^
もちろん、この項の最後にデメリットについても言及します。
まずは「即座に明るくなる」という点ですが、LEDライトは最大光量に達する時間が非常に短いです。
他のタイプのように、光量が安定するまで時間がかかるということがありません。
即座に最大光量に達します。
この点はLEDライトの大きな特徴といえるでしょう!!
2つめの「寿命が長い」という点ですが、これも日々の経験から容易に類推できる点でしょう。
長持ちするのがLEDの大きな特徴ですからね。
家庭用の照明も長持ちする理由から交換する人も多いですから。
もちろん商品によってバラつきはあるでしょうが、目安としては、40,000時間前後といわれています。
内臓の電子回路の具合で寿命が決まるということですが、放熱設計さえちゃんとされていれば、40,000時間程度は達成できるということなのでしょう。
そして3つめの「省エネ」という点ですが、LEDは消費電力が少ないですから、ヘッドライトが曇りにくいと言われています。
なぜ、消費電力が少ないとヘッドライトが曇りにくいと思いますか?
それは、曇りの原因が発熱による焼けも影響するからなんです(ヘッドライトの内側です)
因みに、ヘッドライトの外側が黄ばんだり劣化する原因は下記の記事からどうぞ。
LEDはそもそも、熱に弱い構造のため、放熱設計をちゃんとしなければなりません。
そこで、放熱設計をほどこされたLEDライトは発熱も抑えられ、ライトも曇らないということになるわけです。
このように、一見するといいことずくめのLEDライトですが、当然デメリットもあるのです。
まず、LEDは熱に弱い性質をもつため、放熱設計が欠かせません。
この結果、LEDライトは熱量が非常に小さくなります。
このことがヘッドライトの曇りを防ぐメリットになることはご紹介しましたが、まさにこの点がデメリットにもなるのです。
それは、北国、とくに雪国においてですが、LEDライトは熱量の低さから、ライトを覆った雪を溶かすことができませんので、とくに走行中にライトにへばりつく雪には完全にお手上げです。
その都度、降車して雪を払う必要があります。
現に、LEDライトの信号機は雪のせいで青なのか赤なのか、どこが点灯しているのかわからなくなることがあるんです。
以上がLEDライトの主な特徴です。
それでは次にHIDヘッドライトについて見ていきましょう。
HIDヘッドライト特徴
HIDヘッドライトはLEDとよく比較されますが、どういった特徴をもっているのでしょうか?
HIDヘッドライトは、電極間の電子の移動を利用して発光するんです。
つまり、原理としては蛍光灯と同じということになります。
ハロゲンのようなフィラメントを使いませんので、耐久性も優れていますがHIDの寿命はおよそ2,000時間で、この点はLEDにはかないませんね。
また、LEDは即座に最大光量に達するのに比べて、HIDはすこしタイムラグがあります(遅いと言う事)
この点もLEDに分があるようです。
では、HIDの優れた特徴、LEDに劣らない最大の特徴とはなんだと思いますか?
それは、ライトの明るさでしょう。
この点はHIDに一日の長があるようです。
玄人好みといってもいいかもしれませんけどね
LEDもどんどん性能が改善されており、やがてはHID を追い越す日が来るかもしれませんが、まだまだ明るさという点では及ばないようです。
LEDの明るさは、光が拡散するような明るさではありません。
鋭い光束が限られた範囲を照射するようなイメージで、光が当たっているところと当たっていないところの差が激しいのです。
ですから、都市部などの街灯で夜間でも明るいような環境ではLEDで十分ですが、一旦都市部から離れたらどうでしょう。
街灯もまばらになり、漆黒の闇がおおうような環境では、やはりHIDヘッドライトがその実力を発揮します。
LEDと違って、光束が拡散するようなイメージのHIDはとにかく明るいのです。
対向車にとってはちょっと明るすぎるという印象を持つかもしれませんが、郊外や山間部など都市部から離れれば離れるほど、LEDヘッドライトは頼りなくなりますが、HIDはいよいよその真価を発揮するようなイメージです。
さらに、ライトの色の種類もLEDより豊富で、HIDにはこういった特徴があるのです。
LEDヘッドライトやHIDヘッドライトを購入するなら?
種類も豊富で、車のヘッドライトやオートバイのヘッドライトまで販売されていて、尚且つ室内灯だったりあらゆるLEDやHIDを販売してるこちらがおススメですよ^^
因みに自分も購入しちゃってますから^^
対応も非常に良かったですので私的にはおススメ出来ますね。
こちらからどうぞ~
初めての方でも安心してお買い物出来る事間違いなしですよ!!
まとめ
それぞれに長所と欠点があって興味深いですよね。
皆さんのドライブする環境にあわせて、ぜひ最適のライトを選んでいただきたいと思います。
また、技術は日進月歩ですから、LEDの改良版などが発売され、ライトの覇権争いに変化がおこるかもしれません。
どうなるかは未知数ですが、さらに素晴らしいライトが開発されるよう期待したいところです。