あおり運転の問題などいまやドライブレコーダーの取り付けは必須と言ってもよいでしょう。
しかし、ドライブレコーダーはいろんなメーカーから多くの種類が出ているため
初めての人はどれを選べばよいかわかりにくいですよね。
安い方がいいと言っても、あまり安すぎて肝心の機能が疎かでは意味がありません。
そこでここでは、価格の安さ、実際の人気本来の目的を鑑みたおススメモデルの3つの観点から
最近のドライブレコーダーを集めてみました。
ドライブレコーダーの価格
まず安さを重視して選んでみましょう。
ドライブレコーダーはピンからキリまでありとにかく安さを追求するのであれば3000円程度でも見つかります。
ただ、そのような激安品はどこの国のどんなメーカーが製造しているかもわかりませんし映像が粗かったり品質に問題があったりと難点もあるようです。
そこで、ここでは知名度のあるメーカーの出すドライブレコーダーのなかから一定以上の品質があり機能のバランスがよくてかつ安価なものを見ていきます。
価格は頻繁に変動していますが、いいところを探せばどれも1万円前後で見つかるはずです。
最初に紹介するのはユピテルというメーカーの「WD300」というモデルです。
日本のメーカーの製品で1万円以下で買えるドライブレコーダーというとGPS内臓で一定の機能や品質を満たしたものではこれが最安と言えるでしょう。
説明書はウェブからダウンロードするようになっており包装もとても簡易です。
だからこそ価格を抑えることができるのでしょうね。
製品自体はコンパクトで取り付けがしやすく、また、録画視野角も十分あるので、ドライブレコーダーの役目はしっかり果たしてくれます。
続いて紹介するのが、コムテックというメーカーの「ZDR-012」というモデルです。
これも1万円以下で購入可能であり、この価格帯ではトップクラスの売り上げを誇っています。
1万円以下の安さでありながら水平録画視野角が109°と広く製品の動作やメーカーのサポート面でも問題ありません。
ただし、GPSには対応しておらず1920×1080という標準クラスの解像度で特に画像が鮮明というわけでもなく操作性と併せて考えても、この価格に相応する水準と言えます。
高品質は求めないがもしもの時のための1台という人に向いていますね。
また、先ほど紹介したユピテルですが、「DRY-ST3000p」というネット専売で説明書のないモデルも安いですね。
解像度は標準クラスの1920×1080、録画視野角は先ほどのコムテック「ZDR-012」よりわずかに狭い108°ですが、GPS内蔵で本体がコンパクトなところが魅力です。
「WD300」よりほんの少し上位のモデルと見ていいでしょう。
安いところを探せば1万円強で見つかりますよ。
安さでもう1点挙げるなら、中国のAUKEYというメーカーの「DR02」というモデルです。
ネット通販を探せば1万円以下で手に入ります。
解像度はこちらも1920×1080で、録画視野角は107~108°と上に紹介した製品よりやや狭いですが夜間の明るさには定評があります。
同価格帯のモデルでは、他社より画質や露出のバランスが秀逸との評価もありますね。
ただ、日本のメーカーではないため、日本語のサポートはありませんし説明書も簡単なものなので、メカが苦手な人は他を当たった方がいいかもしれません。
人気のドライブレコーダーは?
ドライブレコーダーの人気シリーズ
次に純粋に売れ行きの面で他を圧倒している製品を見ていきましょう。
ドライブレコーダーのシェア率でトップのメーカーは先ほどの「ZDR-012」を製造するコムテックなのですがそのコムテックのなかでも「ZDR-015」というモデルが圧倒的に人気です。
参考価格は2018年7月現在で26900円と「ZDR-012」の2倍以上しますがそれだけ画質、機能、操作性などが優れています。
カメラは前後に2つありどちらも200万画素という高解像度で、運転中でも停車中でも鮮明な映像が録画できるようになっています。
また、安全装備も充実しており、車線逸脱お知らせ機能や先行車発進お知らせ機能などが便利♪
夜間でも明るく録画できるので、予算が許すならば「ZDR-012」よりもこちらを選んだ方がいいですね!!
ちなみに、その「ZDR-012」もドライブレコーダーの売り上げを見ると上位にランキングしていますよ。
最低限の機能は備わっていますし、なにより1万円程度で買えるという安さが一番の魅力なのでしょう。
続いて人気なのが、ケンウッドの「DRV-830」というモデルです。
この製品には「WideQuad-HD」というフルハイビジョンの1.8倍の解像度で記録が可能な技術が搭載されており、画素数にして約370万画素ですから、どのドライブレコーダーよりも鮮明に録画することが可能です。
microSDXCを入れるスロットが二つあるおかげで、WQHDモードで最長10時間、HDモードで最長26時間もリレー録画できるのが魅力ですね。
操作性も良いですし、サポート面も充実しているので、参考価格21380円ということを考えると、非常にコストパフォーマンスの高い製品と言えるのではないでしょうか。
ドライブレコーダーの売れ行きランキングを見ると、またしてもコムテックの製品が入っています。
「HDR-352GHP」(参考価格21600円)というモデルで、200万画素という鮮明な画質と、対角168°・水平136°という視界の広さに加え、GPSにより速度まで記録できるという優れものです。
なお、GPSが使えなくてもレーダー探知機からの情報で速度が記録できます。
とにかく視界が広いのが特徴で、これならどの角度からの映像でもばっちり押さえられるでしょう。
ドライブレコーダーのおススメ
以上、安さと売れ行きの面から見てきましたが、ここでは価格や人気ではなく、ドライブレコーダーの本来の目的である状況証拠能力に優れたモデルを見ていきましょう。
録画視野角が非常に広く、夜間でも非常に明るい映像が録れるものばかりなので、ドライブレコーダーの本来の役目を期待する人におススメできます。
まず、ユピテルから販売されている「SN-SV70c」というモデルを見てみましょう。
これはWi-Fiを搭載したGPS内蔵モデルで、円筒型のコンパクトな本体が特徴です。
録画視野角は水平で132°という最高レベルで、暗いところでの明るさもCMOSセンサーというソニーの技術を使ったものを搭載しているため、確実に状況証拠を残すという点にかけては数あるドライブレコーダーのなかでもトップレベルと言えますね。
それでいて参考価格24000円ですのでそこまで高くありません。
また、コムテックにも「HDR-751G」というとても優れたモデルがあります。
暗いところでの明るさは「SN-SV70c」の方が上ですが、夜間のナンバープレートの反射に強いため、証拠能力は十分と言えるでしょう。
水平録画視野角も132°と「SN-SV70c」と並んで最高レベルでありながら、約2万円強で購入可能ということを考えると、コストパフォーマンスの高いドライブレコーダーを探している人にはおススメですよ。
まとめ
以上見てきたように、ドライブレコーダーにそれなりの品質を求めるなら1万円は必要と考えた方が良いですね。
ただし、非常に性能の良いモデルでも2万円台で買えることを考えたら安いものではないでしょうか。
事故対策としてぜひ1台導入してください。
もしもの時の証拠にもなりますからね。