ここ最近では、軽自動車の人気が凄いですよね!
燃費も良ければ、税金も安いですし。何と言っても室内の広さそして乗り心地のよさ!!
でも新車価格は軒並み高額ですが・・・・
そこで、維持費を少しでも安くする為にユーザー車検なんてどうですか?
そんな貴方に、軽自動車のユーザー車検の予約方法から費用を見て頂きたいと思います。
軽自動車のユーザー車検の予約方法
ユーザー車検を受けるにあたって、まずは予約してスケジュールを押さえる必要があります。
この予約の方法ですが、軽自動車と普通車では少し異なりますので注意です。
軽自動車の場合、軽自動車検査協会で車検を実施していますので、こちらで予約手続きを行います。
予約は電話もしくはインターネットからでも行えます。
電話で行う場合には、日本全国に軽自動車検査協会の支所がありますので、こちらで手続きを行いましょう。
ネット申し込みの場合には、軽自動車検査予約システムというサイトがあります。こちらで必要事項を入力して提出しましょう。
初めて軽自動車のユーザー車検を受けるにあたって、検査の行われる場所を間違える人は結構多いですよ。
普通自動車の場合、運輸支局(陸運局)で行っています。
そのイメージがあるのか、軽自動車も運輸支局へもっていってしまって、現場に行って異なることに初めて気が付くというパターンも結構見られますね。
くどいですが、軽自動車の車検は軽自動車検査協会で実施しています。
軽自動車協会のある場所は、インターネットで検索すればすぐにわかりますからね。
「自分の住んでいる市町村 軽自動車検査協会」というキーワードに検索にかけるとすぐにサイトは見つかるはずですよ。
スマホもしくはパソコンで、空き時間を使って確認してみるといいですよ。
初めてユーザー車検を利用する場合には、午前中で手続きをするのがおすすめですよ。
理由はいくつかあって、午後と比較すると午前中のほうが空きも見つかりやすいからです。
また、もしかすると再検査が必要で、車検に時間がかかる恐れもありますので、たとえ時間がかかっても午後に引き続き検査ができますから、2日にまたがる心配はまずないです。
皆さんのスケジュールもあるでしょうから無理強いはしません。でもできれば午前中がおすすめですね。
ところでユーザー車検を受けるにあたって、どのくらい前から予約できるものなのか、これも気になるポイントでしょうね。
これは支所によって若干対応は異なるみたいです。
しかし基本的には14営業日前から受け付けているようですよ。
もちろん早めに予約をしたほうが希望する日時に空きの見つかる可能性は高いです。
ですからスケジュールが決まり次第、早めに予約手続きを行うのがおすすめですよ。
当日予約も可能です。
午前は当日午前8時まで、午後は正午までなら受け付けてもらえます。
しかし当日予約で自分の思い通りの日時で押さえるのは難しいですので、できれば早めにやる日時を決めてしまったほうがいいですよ。
軽自動車の車検は24か月間有効です。
しかし有効期限になる1か月前から車検を受けることは可能ですよ。
例えば3月1日が有効期限であれば、2月1日から車検の受付を実施しています。
もし2月1日に車検を受けたとしても、次の車検の期限は2年後の3月1日です。
2月1日と前倒しになるようなことはありません。その部分は心配する必要はないですよ。
軽自動車の保有者でユーザー車検を初めて受ける際には、必要書類がいくつかあります。
当日不備があるといったことのないように、あらかじめ手配を進めておきましょう。軽自動車でユーザー車検を受けるのであれば、車検証・24か月定期点検整備記録簿・自動車税納税証明書、自賠責保険証明書が必要です。
車検証は常に車の中に保管しておくことと決まっているので、すぐに提示できるでしょう。
しかしもし紛失して手元になければ、運輸支局で再発行手続きを進めないといけません。
24か月定期点検整備記録簿は、車検を受けた後で整備を行う場合には必要ないです。
自動車を所有している人は、毎年4月に自動車税を課せられますね。
納付書は5月くらいに自宅に送付されるはずです。納税すると、自動車税納税証明書が交付されます。
もしこれをなくしてしまったら、運輸支局内にある自動車税事務所というところで再発行手続きを進めましょう。
自賠責保険は強制保険といわれ、車のオーナーは絶対に入っているはずです。もし入っていない車を公道で運転した場合、法律違反です。自賠責保険に加入すると、その証明書が発行されます。
こちらも車検の時に必要になりますから、なくさずに保管しておきましょう。
気になる費用は?
軽自動車のユーザー車検の費用は?
軽自動車の車検の方法にはいくつかあります。
その中でもできるだけ費用を安くしたければ、ユーザー車検の利用がおすすめといわれています。
では実際ユーザー車検を受けるにあたって、どの程度の費用が掛かるのでしょうか?
車検費用を考えるにあたって、法定費用とそのほかの費用とに分類できます。
法定費用は法律で決められた費用のこと、読んで字のごとくですね。
法定費用とは具体的に自動車重量税・自賠責保険料・検査印紙代の3つが含まれます。車検の受け方はいくつか方法がありますが、法定費用についてはどこで受けても全く金額は変わりませんよ。
自動車重量税は文字通り、自動車の重量に基づき税額が決まります。基本的に重量が重たくなればなるほど、金額もかかりますね。
軽自動車の場合、重量関係なく税額は一律です。ただし新車登録してから何年経過しているかによって金額は変わります。
13年未満6600円・13~18年7800~8200円・18年を超えると8800円ですね。
エコカーに乗っている場合には、減税が適用されます。初回・2回目の車検の場合であれば免税~2500円・3回目以降は5000円になります。
新車登録から年数が経過すればするほど、税額も高くなります。環境にかかる負荷が高いためです。
車の買い替えも車検費用をにらみながら考えていくといいかもしれませんね。ちなみに重量税が次回いくらになるかは、車検証の備考欄に記載されているはずです。
車検が近づいてきたら、ちょっとチェックしてみるといいですよ。
自賠責保険は先ほども紹介したように車のオーナーであれば絶対に入っているはずの保険です。
ほかの保険商品同様、保険料を支払わないといけません。自賠責保険は、軽自動車は同じですよ。
平成30年現在24か月で2万5070円です。ただしもし車検切れになってしまってその車を検査に出す場合には、新たに加入する自賠責保険の期間は25か月になります。
1か月長くなるので保険料も少し高くなります。
25か月の場合、2万5580円ですね。800円程度余計な費用が掛かりますから、車検切れにならないように速やかに予約しましょうね。
この自賠責保険料は、今後変化する可能性があります。
実際平成29年には保険料が引き上げられました。これは軽自動車の事故率が増加したためです。
今後は保険料が安くなる可能性も高いです。
自動ブレーキなどの安全装備が拡充されることで事故件数が低下していくと予想されているからですが、ただしこれも不透明な側面もありますので、最新情報をチェックしておきましょうね。
検査ラインを使ったり、新しい車検証を発行したりするにあたって、印紙を貼る必要があります。
印紙代は軽自動車検査協会に支払う形になります。自社内に検査ラインを持っている保安基準適合証を発行している指定工場であれば1100円です。
完成検査を軽自動車検査協会にある検査ラインで行う認証工場の場合1400円となります。
ユーザー車検の場合、この法定費用だけで検査が受けられます。
多少お手持ちの軽自動車の年式によって費用は異なりますが、大体3万円台で済んでしまいます。
これは車検の手法の中でもトップクラスで安いですね。
ちなみにディーラーでお願いすると、基本料金や代行手数料などがかかって、6~8万円程度が相場といわれています。
ディーラーと比較すると半額以下で済ませることができますね。
なぜここまでユーザー車検が安いのか?
簡単に言ってしまうと何から何まで自分でやるからです。
またほかの車検の場合、必要な整備があれば工場で行ってくれます。
でもユーザー車検の場合、あくまでも車検を通すことだけが目的です。車検を通すための方法であって、クリアできればその車は安全かといえば決してそうではないです。
車検の基準は、最低限ギリギリのところでラインを設けています。
例えばブレーキパッドですが、パッドが摩耗していてもブレーキが利きさえすればクリアしてしまう可能性があります。
ただし車を常日頃からいじるのが好きで、メンテナンスをしっかり行っているような人であればユーザー車検はお勧めでしょう。
しかしただ単に費用が安くていいからという理由でユーザー車検を受けるのはお勧めできません。
もしユーザー車検で毎回検査を通そうと思っているのであれば、車に乗るときには各種性能を確認するように努めましょう。
またもし異音がする、操作異常が起きているというのであればディーラーなり、中古車販売店なり、車を購入したところにすぐに相談するといいでしょう。
ユーザー車検の場合、検査落ちしてしまうこともあり得ます。
しかし検査落ちしたらどうしよう…と心配する必要はありませんよ。
もし検査落ちになってしまえば、その理由についてきちんと説明を受けられます。
この部分を改善して再検査を実施すれば、車検を通すことも可能ですよ。中には「改善すべき箇所はわかっても具体的にどのくらい行えばいいのかわからない」という人もいるでしょう。
その場合に活用したいのが、テスター屋ですね。
予備検査場とも言いますが、ここであらかじめ検査を受けて、基準をクリアしているかどうかチェックできるのです。
検査場の近くにたいていのケースでこのようなテスター屋があります。スムーズに車検を通したいと思っているのであれば、このテスター屋を活用するといいですよ。
予備検査を受けるにあたって、費用はもちろん掛かります。この費用ですが、基本的には印紙代だけと思っていいでしょう。
必要な書類の有無によって、平成30年現在1100~1400円です。確実に基準をクリアするための費用ですから、それほど高いコストにはならないでしょう。
テスター屋の中には、予備検査の結果不適合箇所があれば、手直しをしてくれるところもあります。
もしこの手直しをお願いした場合にかかる費用ですが、お店にもよりますが3000~5000円といったところが相場です。
テスター屋は一部地域は検査場の近くにないかもしれません(大体はありますよ)
心配であれば、ユーザー車検を受ける前にテスター屋が近くにあるかどうかチェックしておいたほうがいいですね。
テスター屋を利用する場合、もし少しでも費用を安くしたければ、車検を受けた後がおすすめですね。
車検を受けた後であれば、どこが不適合になっているか明確です。
その部分だけの手直しをテスター屋にお願いすればいいわけです。
先ほど紹介した3000~5000円というのは、全体的に整備を受けた場合です。
しかしもし1か所だけ不適合になっていて、その部分の予備検査だけにすれば1000~2000円とさらに費用を節約できますよ。
もちろん再検査を受ける手間がかかるのはデメリットかもしれません。
しかし車検を通すために少しでも費用を安く浮かせたければ、テスター屋は不適合になった後に行くのがおすすめですね。
ユーザー車検は書類の作成から検査まで、サポートは受けられますが基本すべて自分で行わないといけません。
そこでもし平日時間があれば、車検を受ける前に現場に行って下見をしておくといいですね。
そうすれば、どういった流れで検査が行われるのか、なんとなくシミュレーションできますよ。
また下見をしたときに申請書などももらっておくのもおすすめです。
別に当日でないと申請書などはもらえないわけではないです。書類をもらって自宅に持ち帰って、必要事項を記入しておけば、車検の時間短縮につながります。
おおよその流れを把握しておけば、当日の検査の流れもスムーズになりますよ。
まとめ
軽自動車の車検を通すにあたって、できるだけ費用を安くしたいと思っているのであれば、ユーザー車検はお勧めです。
ただしほかのディーラーや指定工場における車検と大きく異なるのは、整備などは行っていない点です。
あくまでも車検の基準をクリアするための検査で、2年後の次の検査まで問題なく運転できる保証ではないですから、その部分は注意ですね。ユーザー車検を受けるのであれば、こまめに車のメンテナンスを行う、コンディションを確認するなど常日頃の対策が必要になりますよ。