車検て義務だから受けないと行けないのは分かるけど高いと思って居る貴方。
是非ともユーザー車検にチャレンジしてみませんか?
なんたって費用が安い!!これにつきますよ^^
通常であれば、整備料や車検代行料が掛かりますが、その分をカット出来ちゃいますからね!
そんな、ユーザー車検に置ける費用やメリット・デメリットのご紹介です。
ユーザー車検とは?
ユーザー車検とは、業者さんに依頼せず、自分自身で車検をとおすことです。
誤解されている方が多いかもしれませんが、車検はユーザー本人でもできますし、必ずしも業者さんに依頼しなければならないということはありません。
各地域の運輸支局に自家用車を持ち込み、検査を受ければいいだけです。
車検というのは、ユーザーの車の各パーツが、道路交通法に定められた保安基準を満たしているかどうかの検査で、整備が行き届いているかどうかという検査ではありません。
したがって、車が故障せずに走れるかどうかというのは別の話になります。
検査項目を確認してみると、そのことがはっきりします。
ヘッドライトやスピードメータ、ブレーキや排気ガス、タイヤ、ウィンカーなど法律で定められた項目が機能しているかどうかの検査なのです。
車検の際には、必ず事前予約をしておく必要があり、準備しておく必要書類というのがあります。
以下の書類が必要です。
①自動車検査証
②自動車税納税証明書
③点検整備記録簿
④自賠責保険証明書
⑤自動車重量税納付書・印紙
⑥継続審査申請書
⑦自動車検査票・手数料納付書・印紙・証書
このうち、当日、運輸支局にもっていくのは、①の車検証と②の自動車税納税証明書、さらに④自賠責保険証明書です。
さらに捺印のための印鑑、そして現金です。
費用については次で詳しく説明しますからね^^
⑤以下の書類については、当日、窓口でもらえますので。
また、③の点検整備記録簿ですが、これは法定点検の記録で、自分で作成するのは無理ですので、業者に依頼して整備点検してもらうのが現実的な選択肢です。
ただし、車検のときに必ずしも必要なものではありませんので、車検をとおしたあとに改めて業者に点検してもらう形でも大丈夫。
以上の書類が必要になりますが、詳細については、一応、車検の予約をしたときに確認してみることをオススメします。
気になる費用ですが。
ユーザー車検の費用は?
ユーザー車検に掛かる費用は、法定費用だけです。
国に納める費用ですから、ここだけは絶対に節約できませんからね。
法定費用の中身は、以下の項目になります。
・手数料
・自賠責保険料
・自動車重量税
この3点です。
手数料は軽が1,700円、普通車は1,800円。
自賠責は車種によって細かく分類され、それぞれ費用が違いますが、自家用乗用車は24か月で25,830円で、軽自動車は25,070円となっています。
ただし、沖縄県は別の基準が適用され、24か月自家用乗用車で12,540円です。
軽自動車も同額です。
重量税は、その名のとおり車体重量で費用が決まります。
重量が1.5t以下だとすれば、費用はエコカー減免なし・13年未満で24,600円になります。
1.5tというと中型車に該当し、プリウスやフィットなどが代表的なものです。
2t以下の普通車では、エコカー減免なし・13年未満で32,800円となります。
つまり、車検にかかる法定費用は、普通車で手数料・自賠責・重量税あわせて、60,430円となります(沖縄は47,140円)。
以上がユーザー車検にかかる費用です。
整備工場に依頼した場合と比較すると、整備料金がかからない分、費用を抑えることができますよ。
では、次に、この費用も含め、ユーザー車検のメリット・デメリットについてまとめます。
ユーザー車検のメリットデメリット
ユーザー車検のメリットからまとめます。
・車検費用を安く抑えられる
・自動車の各パーツについての理解が深まる
・税金も含め、車検制度について深く理解できる
費用については前述したとおりです。
法定費用だけで済みますから、業者さんに依頼するより安くなります。
また、自家用車について深く知る機会になるのもメリットです。
普段は意識することもなく運転している自家用車について、車検という機会をとおしてより深く理解することができますし、ライトやブレーキなど各パーツを再認識するのは大きなメリットです。
車検制度について知る機会になるのもメリットといっていいでしょうね。
業者さんに任せきりでは、車検という制度について考えることもないと思います。
どういう制度なのか、この制度をめぐって業者さんがどういうビジネスを展開しているのか、これらの動きを理解するきっかけになるのはいい経験といえるでしょう。
しかし、デメリットも当然あります。
以下にまとめます。
・運輸局が平日しかやっていない
・車検が通らない場合、整備費用が発生する
まず、肝心の運輸局は土日祝日は休みですので、平日しか車検を受けられません。
ですから、平日に休める人でなければ、ユーザー車検は受けられないのです。
また。車検が通らなかった場合、業者さんに整備してもらうと費用がかかります。
さらにもう一度車検を受けると、ふたたび手数料がかかりますし、そのための時間も取られることになります。
それなら、はじめから業者さんに依頼した方が早いのではないか、という疑念もあります。
また、車検に通ったからといって、自家用車の整備が万全であるという保証にはなりません。
車検は、あくまで国が定めた保安基準に適合しているかどうかの検査であって、車の状態を保証するものではないからです。
そういった不安が残るのもユーザー車検のデメリットといえるでしょう。
まとめ
ユーザー車検にもメリット・デメリットがあります。
あとはどちらを選ぶか、選択の問題になります。
いわゆるトレードオフの関係ですので、ユーザー自身の状況に照らし合わせて、最適な決断をしてほしいと思います。
ですが、一度自分でやってみるのもいい経験になるかもしれません。
新しいことにチャレンジするのは、いつもすばらしいことですからね。